テーマ:死の街

【第五十八夜】 死者の街の入り口で

ベルギーの作家・ローデンバックに、小説『死都ブルージュ』があるが、ブルージュ自体は死んではいない。ただ土砂がつもって港が使用不能になったため、かっての貿易港としての繁栄を失い、死んだような街となってしまった、ということだ。その街を背景に、死んだ妻の幻影を街でであった女に見て、その女を追いかける、というのがその小説の筋である。ブルージュ(…
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【第十四夜】 死の街エルコラーノ

いつも夢に出てくる水辺がある。白い砂浜と青く澄んだ水があるからどこかの海辺かもしれない。しかし水にむかって左から右へ流れがあるから、それはやはりどこかの河川であろう。 その清清しい流れは、わたしのよく知る日光の湯川を思わせる。しかしその夢の流れはもっと広々とした流れである。あるいはそれは俗に言う三途の川なのであろうか?と、ふと不安…
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