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夢想千一夜

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Meine Traeume und Erinnerungen

夢と想い出のなかだけにしかないもの


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タイトル 日 時
【第六十二夜】 別れの儀式
【第六十二夜】 別れの儀式 この冬のおくればせな大寒波がはじまった先月末の日曜に、わたしたち夫婦はあるシナ学者の伝記映画を見にちょっと遠出をした。 ...続きを見る

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2012/02/10 03:37
【第六十一夜】 カントン・エレジー
【第六十一夜】 カントン・エレジー 広州は香港から内陸へ入ること140キロの広東省都である。香港の蒸し暑さは有名ではあるが、それでもその海洋性の気候で相対的には涼しいのであることを広州で知ることになった。それほど広州の湿気は多く、香港のような海からの風がないので耐え難いのである。 ...続きを見る

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2011/11/24 19:23
【第六十夜】 哀しみのエトランゼ
【第六十夜】 哀しみのエトランゼ 淮海路と茂名南路の交差点、国泰電影院(キャセイ)のはす向かいに「老大昌」という洋菓子屋があった。しかし前世紀最期の年の上海再訪では、そこはデパートに変わってしまっていた。 ...続きを見る

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2011/11/24 00:32
【第五十九夜】 金儲けの秘密
【第五十九夜】 金儲けの秘密 前々回で述べた上海の某大学専家楼の責任者はもちろん党員だった。その名を仮にZ先生としておく。彼は北京人だが上海へ来た経緯は知らない。興味があったが彼は語らないのだ。 ...続きを見る

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2011/11/22 19:24
【第五十八夜】 死者の街の入り口で
【第五十八夜】 死者の街の入り口で ベルギーの作家・ローデンバックに、小説『死都ブルージュ』があるが、ブルージュ自体は死んではいない。ただ土砂がつもって港が使用不能になったため、かっての貿易港としての繁栄を失い、死んだような街となってしまった、ということだ。その街を背景に、死んだ妻の幻影を街でであった女に見て、その女を追いかける、というのがその小説の筋である。ブルージュ(フラマン語読みでは「ブルッへ」)は、いまはベルギー有数の観光都市として栄えている。 ...続きを見る

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2011/11/21 18:51
【第五十七夜】 専家楼のぬし婆
【第五十七夜】 専家楼のぬし婆 「専家」とは「ジュアンジァ」と読む。シナ語でスペシャリストのことであるが、大学などで外国語講師として招請した外国人をこう呼んだ。明治初期のわが国にも似たような制度があった。 ...続きを見る

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2011/11/20 04:29
【第五十六夜】 茂名南路の明かり
【第五十六夜】 茂名南路の明かり わたしが上海にいたころ、もっともよく出かけたのは南京東路と茂名南路だった。前者は和平飯店があり、後者には錦江飯店があるからだ。 ...続きを見る

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2011/11/15 04:35
【第五十五夜】 文質彬彬
【第五十五夜】 文質彬彬 C老師は上海ではじめてあったタイプのシナ人であった。 ...続きを見る

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2009/02/09 04:32
【第五十四夜】 R伯父さんと「ユダヤの陰謀」
【第五十四夜】 R伯父さんと「ユダヤの陰謀」 R伯父さんの母方の祖父はユダヤ人だった。それゆえその身分証明書には<J>の文字が印刷され一目でそれと検査する人間に知れるようになっていたという。 ...続きを見る

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2009/02/07 04:45
【第五十三夜】 岸辺の鳴き声
【第五十三夜】 岸辺の鳴き声 それはたぶん寒さがわたしにそんな夢を見させたのであろう、と思う。事実、寒さで目が覚めたのであったから、そのとおりなのであろう。と信じたい。 ...続きを見る

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2009/02/06 05:13
【第五十二夜】孤独な労働
【第五十二夜】孤独な労働 夢でわたしは工場にいた。その二階の事務所で急を聞いて下の階の生産現場に行くと、そこは積雪のように一面の白に覆われていた。 ...続きを見る

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2009/02/04 02:08
【第五十一夜】 バロック教会の足音
【第五十一夜】 バロック教会の足音 夢でどこかの教会にいた。ドイツ南部にあちこち点在するバロック教会のひとつだろう。明るい天井画から天使たちが落ちてきそうな午後である。 ...続きを見る

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2008/11/24 08:22
【第五十夜】 M先生の思い出
【第五十夜】 M先生の思い出 別の場所で、マオ・ドンの『子夜』について話をしたのだったが、それでマオ・ドン(茅盾)の専門家であるM先生のことを思い出した。あえてお名前は記さずとも少しシナ文学を知る方なら、ああ、あのM先生、とわかるはずである。 ...続きを見る

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2008/11/08 12:05
【第四十九夜】 はじめてのパリ
【第四十九夜】 はじめてのパリ それは、北京からシベリア鉄道でベルリンまでを一週間かけて旅したその夏のことだった。わたしははじめてパリにいた。モスクワからの列車はパリ行きだったのであったが、ベルリンで下車したから、その後のことである。 ...続きを見る

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2008/09/05 04:47
【第四十八夜】 長安街を行くバス
【第四十八夜】 長安街を行くバス 北京の人々は、上海のそれとくらべておっとりとして礼儀をわきまえた振る舞いをするな、と感じたのは、上海に住んでからのことだった。 ...続きを見る

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2008/08/11 08:18
【第四十七夜】 神楽坂をくだって
【第四十七夜】 神楽坂をくだって いぜん、赤城神社下にあったある場所に勤務していた。あとで、そのあたりにはパリへ旅立つ前の金子光晴が住んでいたことを、彼の『どくろ杯』だったか、で知った。それはともかく、場所柄、神楽坂を上り下りしてぶらつくことが多かった。 ...続きを見る

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2008/07/20 19:13
【第四十六夜】 ざわめく夜
【第四十六夜】 ざわめく夜 ひさしぶりに夢を見た。どうも上海のようだが確かではない。ただ人が溢れかえるその様子は、上海南京路のようにしか思えない。 ...続きを見る

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2008/07/17 06:40
【第四十五夜】 ベルリン植物園
【第四十五夜】 ベルリン植物園 わたしが一週間のシベリア鉄道の旅を終えて、ベルリンに到着した経緯についてはもうすでに述べておいた。ここでは、短かった最初のベルリン滞在の際の、小さな想い出について述べてみたい。 ...続きを見る

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2008/06/08 02:16
【第四十四夜】 桐の花
【第四十四夜】 桐の花 不吉な夢に目覚めると、ざらざらとした枕がほほに触れた。 ...続きを見る

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2008/05/09 23:04
【第四十三夜】 断ちきれない泡
【第四十三夜】 断ちきれない泡 もう二十数年もたったというのに、折にふれてぽっかりと浮かび上がってるくる光景がある。想い出というほどのものではない、ただのなにげない出来事なのではあるが。 ...続きを見る

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2008/05/02 03:40

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