【第五十二夜】孤独な労働

夢でわたしは工場にいた。その二階の事務所で急を聞いて下の階の生産現場に行くと、そこは積雪のように一面の白に覆われていた。

しかしそれは雪ではなかった。ちょうど豚の白身でつくるラードのようでもあるし、マシュマロのようでもあった。

何かの事故で化学製品が噴出したようにも見えた。

わたしは一人スコップをもってそれを排除し始めた。

わたしのほかには誰も見えない。

ひたすらその作業に励んだ。

苦痛は不思議と感じなかった。ただその作業に何の意味があるのか疑問ではあったが、とりあえずそれを片付けることが先決であると思った。

大きなポリ袋にスコップで少しづつ入れて、二三十は詰め込んだろうか。

ふとこれが毒性の物質だったら剣呑なことだなあ、とのんびりと思った。

およそ半分方はかたづけたころだろうか、ふと目が覚めた。

目が覚めてからも作業の行方が気になってぼんやりとその作業を想像していた。

いわば半睡状態であったのだろうか、まだ夢から覚めきっていないようなのだ。

なぜそんなつまらない夢が気にかかるのだろうか?

それが何かをわたしに告げようとしているからに違いない。

しかしわたしにはそのメッセージがわからない。

ただその白いものを排除してゆくときのわずかばかりの快感のようなものが手先に残っていた。

雪かきの手にズシリとくる重さとちがい、それは軽やかな作業であったからだ。

その作業は無駄な労力に見えて、しかしわたしにとっては実りあるものであるのだろうか・・・・・?


画像


この記事へのコメント

B犬
2009年02月04日 19:16
>その作業は無
ふーん、
TVゲームのパックマン,yoーやった事を思い出した五十二屋
ps:自分、へそのゴマを採っていた。小指くらいのがでてきてという夢、起きてからネットで調べてるた姿が笑えた。
>しかしわたしにはそのメッセージがわからない。
ps2:ていゆか後付けみたいのんはいややで(後付けはやめてよね)
>実りあるものであるの
あるっしょ


アムゼル
2009年02月04日 21:15
B犬さん、
こちらへもいらっしゃいましたか、ようこそ。
後付なんかしませんとも、だってさっぱりわかんねえんだもん。すまそ
にほんはにほん
2009年02月17日 03:21
メタボリックへの思いが夢に?
白いのは皮下脂肪?
アムゼルくん
2009年02月17日 06:10
いえね、一年前はメタボになりかけてしまいハラハラでしたが、ダイエットが成功して今は問題ないのですがねえ・・・

この記事へのトラックバック